採用スライド調査
目的
採用担当の人と二人で採用スライドを作ろうということになったので、他社さんのスライドの調査をして、その感想を書き起こしておく。
一旦3社について見てみる。
項目調査
ミラティブさん
ミラティブCTOからの採用候補者様への手紙 / mirrativ-letter-from-CTO - Speaker Deck
- CTO紹介 & メッセージ
- ミッション & プロダクト紹介
- 目指す開発組織、文化
- チーム構成、メンバー紹介
- 技術スタック、開発環境、開発フロー
- 募集ポジション
自分はあんまりライブ配信をみることに興味ないけど、ずっとゲームしてるから、楽しそうだなーと思う。
チームメンバーもしっかり顔出し(してない人もいるけど)してて、いけいけのベンチャーって感じられる。
こういう資料って投資家受けとかもいいのかな。
プロダクト紹介とかチーム紹介とかのコンテンツが厚くて、技術スタックとかって薄めに感じる。
特徴が出せる部分って、プロダクトと一緒に働く人、組織文化ってところで、そこを強調するのが良いのだろうなと思う。
逆に言えば、技術で何を使ってるでは、東大発AIベンチャーみたいなところじゃないと差別化できないのが現状だと思った。
ただ、ミラティブさんのその社風とプロダクトがあるからこそ、こういうワクワクするような資料が成り立つような気もする。
とても好きなスライドだけど、同じ感じにするのはもちろん無理だなと感じた。
リンクアンドモチベーションさん
- 会社紹介
- プロダクト紹介
- 開発チーム紹介
- 技術スタック、開発環境
とても読みやすくまとまっている。18枚で他の2社より少なくて、最後までさらっと読める。
プロダクトを4つ持っていて、それぞれ技術スタックが異なる
= 新しい技術に積極的なんだろうなとわかる
ただ、あんまり他の会社と比べて、このスライドで認知を取ってやろう的な感じがしなかった。
あくまで、採用候補者に対して、自社の情報を正しく伝えるための資料みたいな感じ。
採用スライド作る際は、こちらの会社のように、自社に興味がある人に対して情報を伝えたいのか
あるいは、ミラティブさんみたいに、このスライドを使って自社への興味をしっかり訴求したいのか
ってことを考える必要があるなと思った。
Delyさん
dely会社紹介資料 / クラシルに関わるエンジニア募集 / dely - Speaker Deck
- 募集職種
- 会社紹介、サービス紹介
- 会社の取り組み紹介
- 開発チーム紹介、カルチャー紹介
- 取り組み事例
- 評価制度
スライドにあったように、全スライドを通して情報の透明性を大事にしてるんだなということを感じた。
確かに大事にしてる会社の文化は、採用スライドからも感じ取れるのが普通でないとおかしいんだろうなと感じた。
誰かの課題を解決しているよっていうのを載せるのは、すごい大事だと思った。
エンジニアって価値提供してる相手が見えにくいってとこがあるから、弊社もそうだけど、良いレビューとかもらえると嬉しい。
個人的にはどこでマネタイズしてるんだろうってことが気になったけど、ヤフーの子会社ということだからユーザー伸ばすことだけ気にしてれば良いのかな?
とりまとめ
好きな資料は、ミラティブさんやdelyさんの資料だけど、まず作るべきなのはリンクアンドモチベーションさんのような資料だと思った。
書きたいことはたくさんあるけど、まずは作るってことと、最後まで読んで、弊社を知ってもらうことを優先したいなと思った。
そして、応募時点である程度、認識に相違がない人がきてくれるようにしたい。
何の技術を使ってるかを強調するというより、どんなプロダクトを使ってて、どういう風に社会に価値提供しているかを主に書きたいと思う。ユーザーの声も入れたい。
一方で、個人的に一緒に働く人がだれだれだから、その会社に行くって感覚が分からないし、そういう引き合いになる人を作れてないし、自分も全く認知ない。だから、人の部分は、そこは人数構成だけ書いて、会って判断して欲しいって感じにしたいなと思った。
また、採用資料からは会社文化みたいなのを感じるなと思ったから、弊社の文化を明言してそれを意識しながら作れたらと思った。
あと、応募障壁として、インテリアを好きじゃないといけないのではないかと思われちゃいがちというのがあるけど、そこをどうするかもありそう。
他社と比べて明らかに劣ってるところがあるけど、書くべきなのか。その辺も自分で変えてくれればいいところで、別に禁止されてるわけでないし、書かなくて良いのかも。